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プロギングでいちき串木野市を住み良い街に

プロギングでいちき串木野市を住み良い街に

いちき串木野市の有志と共に

国際社会共通の目標として定められたSDGs。
17のテーマの中に、身近で気軽に取り組めることがあります。

この目標は企業や団体に向けられたものではありません。
個人1人1人の行動指針です。

11.住み続けられるまちづくりを


「住み続けられるまちづくりを」は、誰もがずっと安全に暮らせる街づくりを目指すテーマです。
このテーマの大きな問題の一つが【ごみ問題】です。
あなたはゴミだらけの街に住みたいと思うでしょうか?

衛生の観点から快適な生活を送りにくくなり、環境に重大な影響を及ぼす可能性があります。
ごみが放置されることで治安の悪化につながる可能性を示唆する研究もあります。
全国どこでもゴミ出しルールがあり、みなさんルールに則っていらっしゃると思います。
しかし見過ごされがちなのが【ポイ捨て】
・車からタバコを捨てても注意してくる人はいないし。。。
・ここは空き家だからゴミを投げ入れてもいいだろう。。。
・バレなければ海や山にゴミを捨ててもいいだろう。。。
非常に悲しいことですが、少なからずそういった考えになってしまう方がいらっしゃるのが現実です。

安心安全で快適な街を維持するために【小さな一歩でもごみを拾うこと】が大切です。

12.つくる責任 つかう責任


人間の生産と消費のサイクルを持続的な形で確保することを目指すテーマです。
地球の資源には限りがあります。
そのため、リサイクル・リユースを行い廃棄物の量を大幅に削減することが求められます。
街中のポイ捨てごみには、【リサイクルで生まれ変わるべきもの】がたくさんあります。
これを、ただ放置したままにせず、拾って本来のリサイクルのプロセスに戻してあげましょう。

14.海の豊かさを守ろう


海・山・温泉などの自然と温暖な気候に恵まれた風光明媚ないちき串木野市。
とりわけ海からの幸が豊富です。
遠洋マグロ漁業で栄え、その隻数は日本有数を誇ります。
私たちの海を守る為に大切な海洋の保全に取り組むテーマです。
近年、注目されているのが、【プラスチックの海洋流出問題】です。
毎年、少なくとも800万トンに及ぶプラスチックが海洋に流出していること。
川や海を漂ううちに小さく砕け、3~5mmのマイクロプラスチックになっていることが分かっています。
マイクロプラスチックは回収が難しく自然に分解されないため永遠と海を漂い続け、魚や海洋生物に取り込まれる可能性があります。
その流出源として「ポイ捨てごみ」の関係性が指摘されています。
私たちが暮らす街のポイ捨てごみが水路や河川をたどり海に流出するのです。

プロギングをすることの意味

私たちはランナーです。
日頃から街を走っていると、やはりポイ捨てゴミが多いことに気付きます。
ポイ捨てごみを拾うことは、いつでもどこでも一人でも始められるます。
しかしさまざまな理由で【見て見ぬふり】をしなければならない時もあると思います。
そこで、有志とともに月に1回、ランニングをしながらゴミ拾いを行う、【プロギング】という活動を行なっています。

空き缶や空き瓶、タバコの吸い殻。
タバコの空箱や弁当容器、お菓子の袋。
ペットボトルやマスク。
さまざまなゴミを拾ってきました。

1人1人ができることは小さく限りがあるかもしれません。
しかし仲間が集まれば、多くのことができるようになります。
この街が好きだから、少しでもより良い環境にしたい。
そんな想いで活動しています。

あなたもまずはポイ捨てをしないことから。
SDGs始めてみませんか?